木星と天王星が重なる頃、家で久しぶりにクレープを焼いていた。
先日作ったいちごのコンポートとよく合う。モチモチで美味しい。



そう、木星と天王星が重なるのは、13年ぶりのこと。前回は魚座で。今回は牡牛座での合（コンジャンクション）。
13年前というと、2011年。一瞬、辛い思い出がよぎる。

2011年は震災のあった年。だけど震災はまた別の星並びに関係していそうだから、前回の木星と天王星の合を思い出すときは、その辛い記憶だけに引っ張られないように気をつける必要がある。
あのときの木星と天王星の重なりについて、震災を考慮に入れるなら、震災婚、震災離婚、震災同棲、震災ベビーラッシュといった現象が起きたことまで、思い出しておきたい。



木星は幸運をもたらす星。発展と成長、拡大を力強く促す力を持っている。
天王星は、自由な発想で予想外かつ画期的な変革を起こす星。古い体制（なかなか変わらない状況）に風穴を開けて、新風を吹き込む星でもある。
二つの星が天空で重なると、成長や目標達成を後押しする「ブレイクスルー」が起こると言われる。
星が重なるその瞬間に電撃的な変化が起こるわけではない。今回のことや、13年前のことを思い出すと、星が近づく過程で自分に起きていた出来事は記憶に残るほど大きいものだ。そして、変革の波動はこれからじわじわと日常に染み込んでくる。

自分が望むなら、欲しい毎日のためにガラリと今を変えていける。それを改めて忘れないように、心にきざむことが大事なのだろうと思う。
良い変化を起こすチャンスはこれから必ず来る。
今から星がもたらす予想外のチャンスをいつでも受け取れるように、心や体の準備を怠らずにいよう。