水瓶座の満月

7月24日は水瓶座の満月でした。

こちらは、前日の夜に撮影した月。少しだけ欠けた部分を夜の黒い雲が隠していて、オリンピック開会の日の複雑な気持ちを表しているようでした。

後追いですが、この満月がなんだかとても印象的な星並びだったので 忘れないようにメモ。

この日は、拡大と成長の星「木星」が、喜びを求める「金星」と闘志を燃やす「火星」を煽るような星並び。スポーツや、お祭りなどを盛り上げる要素がたっぷりの星並びに見えるのですが、太陽と月の位置が示すのは今の世相にぴったりなシンボルでした。

満月の場所が示すシンボルは
予期せぬ雷雨 / An unexpected thunderstorm.
というもの。意味は、どんな予想外の状況も 独自の発想で収束させる力。

そして、月を照らす太陽は
おたふく風邪の伝染 / An epidemic of mumps.
という場所に。こちらは、それこそ「感染 / infection」を象徴するもので、手に負えないほどに影響が広がることを意味するシンボルです。

台風やコロナ感染、日本の厳しい暑さも加わって、開催運営に携わる人や 参加する選手たちにはとても過酷な環境だろうな、、と胸が痛みます。オリンピックの開催には「本当に大丈夫??」という心配が今も拭いきれないけれど、必死で戦う選手やボランティアの姿を見ると その気迫に圧倒され、逆に鼓舞されているような気にもなります。
 
 
さらに、モヤモヤする気持ちを持て余していた矢先に、あちらこちらで出てくる 性差別や人種差別への抗議行動のニュースを見て、ハッとしました。

今回のオリンピックで掲げられている「多様性と調和」というテーマが、ここぞ!という形で選手たちの行動に出ています。押しつぶされてきた疑問を 思いきり投げかけることで 世界中に希望を広げる、というのが水瓶座の満月らしくて、ついガッツポーツをしてしまいました。そうそう。風の時代はこうでないと。
 

オリンピックが終わるのは、8月8日の獅子座新月の日。
 
…. 念願の成就を表す満月の日に始まり、ひとつのサイクルの終わりを表す新月に終わる、というスケジュールには、何か意図を感じますよね….
 
というのは良いとして。
この新月が起こる位置が表すのは
ベストを着ていない聖歌隊 / A nonvested church choir.
というもの。このシンボルは、同じ価値を共有するコミュニティ、を意味しています。
 
良い形で出れば、立場や肩書きに関係なく 皆が本当に必要とする価値観を共有し、心をひとつにするという感じ。ダークサイドが出れば、悪い評価が皆に共有される、という内容。

きっと両方出るだろうと思います。スポーツの視点から見た世界の「多様性」が、皆の意識に浸透していくだろうし、コロナ禍や台風、猛暑の中での国際イベントの運営について、世界中からフィードバックが集まるのは、避けて通れないでしょう。
 
どちらも「今」必要な、必然の出来事。
 
まだまだ、時代の過渡期のイベントには予想外の動きもありそう。だけど、新しく見えてくる「希望」の視点に鋭く気づく目を持って、新月の日まで、見届けたいと思います。

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