★ブルームーンx皆既月食
2018年1月は、1ヶ月に2度満月が起きる「ブルームーン」の月です。
1度目の満月は1月2日で、2018年最大の満月でした。
年始から月にハイライトされる感じが印象的です。
そして今月2度目、1月31日は皆既月食(蝕)を伴う満月。
ブルームーンで皆既月食となるのはとても珍しく、日本では35年ぶりだそうです(前回は1982年12月30日)。
- 満月 22時23分
- 皆既月食 20時48分〜24時11分
※月がすっぽりと地球の影に隠れるのは22時29分JST
完全な皆既月食のとき、月は地球を介した光を受けて赤銅色(せきどうしょく)という赤黒い色になるそうです。35年前の情報を探すと灰色に見えたという感想が多いようですが。
ともあれ、太陽・地球・月が1直線に並ぶことで、月に地球の影が投影され、満月がいつもとは違う色を放つ1月31日。とてもレアな満月。特別感満載です。
都心は曇りの予報だけど、見れたらいいな。
★満月x月食@占星術
満月の日は自分の素の部分が太陽にすっかり照らし出されてしまう日。
出産が増えるとか、犯罪が増えるとか、お財布の紐が緩むとか、狼になるとか。。。!
側から見えにくい思いや情熱が公に露呈されて輝く日。
自分の内側に良くも悪くも隠れていた思いを認めて解放してあげる、といったプチ儀式をしたり、新月の願いを成就させるゴールの日として設定すると願いが叶いやすくなる。満月はそんな力を持った日です。
満月生まれの人は、内側の素の自分が公にも出ているとか、内側にある望みや思いが公に照らし出されてしまう、そんなパーソナリティを持った人だと言います。
たとえば素の自分が好奇心でなんとなく好きになった趣味や知識が、太陽に押し出されて発展し、公の場で使えるスキルや形になったり、そうしたくなるとか。
わたしは35年前の12月のブルームーンデイに生まれたのですが、その状態というか、欲求にとても共感してしまいます。
皆既月食はどうでしょう。
ドラゴンヘッドと月が重なるということや、地球の影がそのまま月に投影されること、一時的に新月のような状態になる、ということを基軸にいろいろな占星術的解釈がありました。
セレスという小惑星と月が合になっていることを指摘する方もいます。
個人的には、普段の素の自分自身(月)よりもさらに奥深くにいる自我(地球)も同時に照らし出されてくる。
潜在的意識の中の「真我」を感じるチャンスのような気がしています。
★獅子座の満月
獅子座に月、というキーワードを聞くとタロットの「Strength (力)」というカードが浮かびます。
雄々しい獅子が、無垢で愛に溢れた雰囲気の女性にすっかり服従している絵のカード。
強制的に圧力をかけるような「強いる力」ではなく、百獣の王さえも葛藤なく服従してしまう圧倒的な愛の存在。
月のサビアンシンボルは獅子の12度で「宵の芝パーティー」の度数。
人を楽しませたり喜ばせたりといった自己表現を通して、自分自身を印象付けていくという流れの中で、洗練された自己表現を通じて社交的な場に出るイメージです。
対局にある太陽のサビアンシンボルは水瓶の12度、「上へと順に並ぶ階段の上の人々」です。自分自身の哲学で生きていこうという流れの中で、さらに上を目指して自身の考えやこだわりが強くなっていく感じでしょうかね。
こういったことを踏まえると、他者との関わりやコミュニケーションの中で、自分自身の心に潜在する「生き方」や「幸せ」への思いや願いが流れ出てくるような、そんな日になりそうですね。そしてそうやって自然に出てきた思いが、「力」となって自分自身を気持ちよくつき動かしていくような。
★まとめ
さて。上記を踏まえてどういう風に過ごしましょう。
わたし自身のことで考えると、占星術を学んできたしこの満月について考えたこともブログ記事にしてみようかな、という何気ない思いから今回初めて星の動きにういてしっかり記事を書いています。これは明日の満月への流れに突き動かされているのかな、と書きながらハッとしている状態です。笑
心の奥底に眠る自分でも気がつかない願望や欲求を、他者や外の世界とのコミュニケーションや自己表現を通して感じていく、気づいていく、ここにキーポイントがあると思います。
2018年の始まりとともに、こんな天体イベントが続くと気が引き締まりますね。どこへ向かったら良いのか、自分はどう生きていったらいいのか、悩むことの多い世界ですが、そんな状況の地球に生きるわたしたちを星たちが励ましてくれているような感じがします。
もし旦那さんが仕事から帰ってきてたら、一緒に観にいこうと思いますが、もし1人だったらゆっくり瞑想をして過ごそうかな。
みなさまにとっても素晴らしいブルームーンx皆既月食の時間となりますように。